鯉愛好家なら誰しも、自分の鯉が健康で美しくあることを願うものだが、そのためには鯉の現状をよく理解し、問題が起こる前に予防し、鯉の健康を確保するために認識すべき様々な状況を把握する必要がある。
以下の条件が発生し、存在する場合3日以上経過している場合は、魚の健康状態が良くないか、病気であることを認識する必要がある。
I. 魚の泳ぎが下手な場合の症状:
➀集団の中で一人で泳いだり、プールサイドでじっとしている;
➁プールの壁にぶつかったり、ヒレや体を壁にこすりつけたりする;
➂水面から頭を出し、口を開け閉めする;
➃魚は水中を泳ぎながら時折水面から飛び出す。
魚自身の病気の症状:
➀魚の体表に異常な粘液が分泌される;
➁局所に赤い斑点やうっ血があり、体表に明らかな異物が付着している;
➂魚は異常な姿勢で泳いでいる(主に片方のヒレに力がないことに反映される);
➃鰓蓋は腫れ、鰭は割れたり小水疱ができる(特に尾鰭)。
魚食不振の症状:
➀飼料を食べない、または積極的に食べない;
➁餌を食べた後の糞は、水面に柱状に浮いている;
➂飼料を食べては吐き出す;
➃食べ過ぎだ。
水質不良の症状:
➀水面には長い波紋が打ち寄せ、大量の泡を立てながら循環している;
➁さらに濃い色の泡が長い間、水面に浮いていた;
➂水質PH値はもっと変動する;
➃水が慢性的に濁っており、プールの底や水面に不純物が多く浮いている。